脱毛コラム

脱毛サロン前の自己処理のやり方は?VIOなど部位別に解説

脱毛サロン前の自己処理のやり方は?VIOなど部位別に解説

脱毛サロンに通う前にやっておかないといけないこと、それは自己処理です。

これから脱毛サロンで脱毛の施術をしてもらえるのに、なぜ自分で自己処理をしておかないといけないのか、その理由や正しい自己処理のやり方などを紹介します。実は、間違ったやり方で自己処理をしている人は多く、脱毛当日に施術を断られてしまうケースも少なくありません。

脱毛サロン前の自己処理で失敗しないよう、正しい知識を身に着けておきましょう。

脱毛サロン前に自己処理をする理由

脱毛サロンでムダ毛を脱毛するにあたって、脱毛の前日に自己処理をするように求められます。その理由は、脱毛前にムダ毛の長さを揃えておくことでさまざまな肌トラブルや、脱毛効果の低下防ぐ目的があるからです。

脱毛器を当てたときに発生する熱で、やけどなど肌トラブルが起きないようにするためです。脱毛器の光によってムダ毛は熱を帯び、毛が自然に抜け落ちていく仕組みですが、毛が長いまま光を当ててしまうと過剰に反応してしまう可能性があります。

痛みや熱さを感じ、やけどや肌荒れが起こる可能性もあるため、脱毛前日に自己処理をするように求められます。

脱毛サロン前の正しい自己処理のやり方

脱毛サロン前の正しい自己処理のやり方

脱毛サロンで脱毛を受ける前にやっておくべき自己処理について、ここからは各部位の正しい自己処理のやり方について解説します。女性に人気のVIO(デリケートゾーン)からワキ、顔など、これから脱毛を受ける人は必見です。

VIO(デリケートゾーン)

デリケートゾーン、いわゆる「VIO」と呼ばれる部分の自己処理は、自分でできる部分と、脱毛当日に店舗でシェービングをしてもらう部分があります。

正面から見て最も見えやすいVゾーン(ビキニライン)は、自己処理ができる場所です。シェービングの際は肌を傷つけるリスクの低い電気シェーバーを使いましょう。長い毛は電気シェーバーに巻き込まれやすいため、あらかじめハサミで5mmくらいまで切ってから電気シェーバーを使用すると綺麗に仕上がります。剃刀は一気に広範囲を自己処理できるものの、肌を傷つけてしまう可能性があるほか、肌表面を削ることで次に生えてくる毛が肌に埋まってしまう「埋没毛」が起こることもあるので控えましょう。

陰部周辺のIラインは、Vライン同様に自分でできる範囲を自己処理しましょう。床に鏡を置いてしゃがんでシェービングをするとしやすいです。難しい場合は目視できる範囲で自己処理しておき、脱毛当日にスタッフにシェービングをお願いしましょう。

お尻周辺のOラインもVIラインと同様に自分でできる範囲を自己処理しましょう。Vライン同様に鏡を使うと処理がしやすいですが、難しい場合は脱毛当日にシェービングしてもらいましょう。

脱毛を受けるサロンによっては、シェービング料金がかかるところ、プランに含まれているところがあるため事前に確認しておくのがおすすめです。

顔の脱毛を受ける場合は、前日に自己処理をしておきます。ワキや脚のような太い毛はほとんどないものの、よく見ると細かい産毛がびっしりと生えているため、脱毛施術を受ける前には自己処理が必要です。

電気シェーバーを使って自己処理をしますが、顔剃り専用のシェーバーを選ぶようにしましょう。何度もシェーバーを使わなくてすむよう、おでこからスタートして下に向かっていくのがおすすめです。でこぼこしている鼻の周辺は自己処理が難しいかもしれませんが、少し肌を引っ張って毛を処理できるようにしてみましょう。

自己処理後はいつも以上にスキンケアをしっかりとしておき、肌のコンディションを整えておきましょう。

ワキ

ワキは、顔などと違って太い毛が生えているため丁寧に自己処理をしておきましょう。毛抜きを使って1本1本抜く人もいますが、脱毛前の自己処理では電気シェーバーを使います。剃刀も肌を傷つけてしまう恐れがあるため使いません。脱毛ワックスやシートなども、毛穴を無理やり開いてしまう脱毛方法なので避けましょう。

ワキは剃り残しが多いと、サロンによっては脱毛当日に施術を受けられなくなってしまったり、シェービング料金が別途かかってしまったりするため必ずきれいにしておきましょう。

ワキはくぼんでいますが、腕を高く上げてできるだけ平らにするイメージで自己処理をするのがおすすめです。鏡を見ながらきれいに自己処理できているか、時々確認すると良いでしょう。

腕、脚

腕や脚は自分で自己処理できる部分です。広範囲になりますが、剃刀は使わず電気シェーバーで毛の長さを整えておきましょう。

ひじ、膝など凹凸の多い部分もありますが、電気シェーバーなら剃刀と違って肌表面を傷つけてしまうリスクも低く、安心して自己処理ができます。腕や脚を曲げたり伸ばしたりして、自己処理がしやすいように工夫しましょう。

ムダ毛処理ができたら、しっかりとボディクリームなどの保湿剤を使って肌の調子を整えておきます。自己処理後の肌は無防備で乾燥しやすいため、この状態で施術を受けると赤みやかゆみなどの肌トラブルが起こる可能性もあるためです。

背中

背中は、自分で手が届きにくい部分のため自己処理をしなくても良いところがほとんどです。人によっては家族や友人、パートナーに頼んで処理してもらうということもあります。その場合は剃刀ではなく、電気シェーバーを使ってもらうように頼みましょう。

ただ、一人で無理に自己処理をしようとすると、肌を傷つけてしまうおそれがあるので控えましょう。万が一、脱毛前に肌を傷つけてしまうと脱毛ができなくなる可能性があります。

脱毛サロン前の自己処理の毛の長さはどのくらい?

脱毛サロンに行く前、ムダ毛の長さを整えるために自己処理をしますが、サロンに行く直前の毛の長さは2ミリ程度と考えておきましょう。毛の伸びるスピードは個人差があるため、たとえ施術前日に自己処理をしたとしても、すぐに伸びてしまう人もいます。

反対に、施術の数日前に自己処理をしておけば当日までほとんど毛が伸びないという人もいるかもしれません。

自己処理をするタイミングは脱毛サロンによって異なり、カウンセリング時に指示があるのでその日を守りましょう。毛が伸びるスピードがまちまちでも、急に数センチも伸びることはないため、きちんと指示された日に自己処理をしておけば心配しなくても当日問題なく施術を受けられる可能性が高いです。

脱毛サロン前の自己処理は何日前から?

脱毛サロンに行く前の自己処理については、サロンでのカウンセリング時に指示があります。多くの場合、施術の前日に自己処理をするように指定されます。場合によっては2~3日前に自己処理をするように指示されることもありますが、決められたタイミングで自己処理をしましょう。

脱毛中であっても自己処理は頻繁に行うのはおすすめしません。肌への負担を減らすためにも、自己処理は施術日の前日~3日前までなるべく控えましょう。
ベストな脱毛効果を得るためにも、脱毛サロンで指示された自己処理のタイミングを守りましょう。

脱毛当日の自己処理をおすすめしない理由

自己処理がムダ毛の長さを揃える目的なら、脱毛サロンに行く直前のほうが良いのではと思う人もいるかもしれません。

しかし、脱毛当日の自己処理はおすすめできません。むしろ避けたほうが良いとされています。その理由は、自己処理をすることで肌が乾燥しやすくなったり、肌を傷つけてしまったりして、脱毛の施術ができなくなるおそれがあるためです。

脱毛サロンへ行く前の自己処理は、剃刀や毛抜きではなく電気シェーバーを使うのが鉄則ですが、それでも肌にとっては少なからず負担がかかります。脱毛当日だと自己処理後、しっかりと保湿をして肌のコンディションを整える時間がなくなってしまいます。

前日までに自己処理をしておけば保湿をして肌の調子を整えておけるため、施術を受けても肌トラブルが起こりにくくなるのがメリットです。

脱毛サロン前の自己処理の注意点

脱毛サロンに行く前に行う自己処理について、気を付けなくてはならない3つの注意点があります。これから脱毛サロンに行く人、そして自己処理をどうすれば良いか悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

電気シェーバーを使用する

1つ目は、自己処理をする際に使うのは「電気シェーバー」であることです。これまで剃刀や毛抜きの他、脱毛ワックス、除毛シートなどのムダ毛処理アイテムを使っていた人は、脱毛サロンに行く前は必ず電気シェーバーを使いましょう。

電気シェーバーを使う最大のメリットは、肌を傷つけにくいという点です。剃刀などで万が一施術前の肌を傷つけてしまうと、脱毛を受けられなくなりスケジュールが狂ってしまいます。毛抜きも同様に、ムダ毛を根本から無理やり引き抜く方法のため、毛穴が広がって雑菌が入り込み「毛嚢炎(もうのうえん)」という肌トラブルが起こる可能性があります。脱毛前の自己処理には、肌を傷つけにくく、なおかつきれいにムダ毛の長さを揃えられる電気シェーバーを使いましょう。

自己処理後は入念に保湿する

2つ目は、自己処理を行った後はいつも以上にしっかりと保湿をすることです。

普段からスキンケアをしている人も、ムダ毛の自己処理後はさらに丁寧に、入念に保湿をするように心がけましょう。脱毛当日までに肌のコンディションを整えておくと、個人差はあるものの脱毛当日に痛みを感じにくくなる、脱毛効果が得やすくなる、肌トラブルが起こりにくくなるなどのメリットがあります。

顔や体など場所に合わせた保湿剤を用意しておくとともに、肌への刺激が少ないものを選ぶのがポイントです。脱毛後は肌がデリケートな状態になっているため、自己処理をした時だけでなく脱毛後にも使えます。

手の届かない部位は無理に自己処理しない

3つ目は、背中やうなじなど、手が届きにくいところは無理に自己処理をしないことです。

自己処理をする目的は、脱毛前にムダ毛の長さを揃えて脱毛器が均一に当たりやすくすることです。しかし、それ以上に「肌を傷つけない」ことが自己処理で重要なため、手が届きにくい場所は無理に自己処理をしないようにしましょう。

家族やパートナーに自己処理を手伝ってもらうことがあるかもしれませんが、お願いできる人がいない場合は脱毛当日、サロンでシェービングをお願いしましょう。ただし、シェービングが無料な場合と有料な場合があるため、事前に確認しておきましょう。

まとめ

脱毛サロンに行く前は、必ず自己処理が求められます。ワキや脚のように太いムダ毛が目立ちやすい部分はもちろんのこと、顔のように産毛レベルの場所であっても同じです。

誤った方法で肌に負担をかけてしまい、せっかく予約していた脱毛が受けられなくなる人は少なくありません。電気シェーバーを使うこと、保湿をすること、そして手が届きにくい部分は無理をしない、この3つを念頭に、自己処理にチャレンジしてみましょう。

※このコラムは一般的な脱毛についての内容を掲載しています。当院の内容と若干の違いがある可能性がございますのでご了承ください。

提携クリニック総院長

吉冨 大雅

役職

エミナルグループ総院長

経歴

2016年3月
2016年3月
2016年3月
2022年6月
2022年7月

高知大学医学部医学科 卒業
三重大学医学部附属病院 入職
エミナルクリニック梅田院 院長就任
エミナルクリニック梅田院 院長退任
エミナルグループ総院長就任、
医療法人笑成会 理事長就任

院長メッセージ

初めまして。エミナルグループ総院長の吉冨大雅です。 一人でも多くの方が脱毛を通して豊かな人生になっていただくことが私たち働くすべてのスタッフの喜びです。
どんなに些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

医師についての詳細はコチラ